ポーラ・えくすプラス! 攻略 & 簡単レビュー

淫魔領リリム・ユニオンの最新版(ver1.10)に、おまけゲーム
である、ポーラ・えくすプラス!が同梱されました。
本編中の物語、時間軸を使用したサブエピソードのような
構成となっており、ポーラが主人公となって仲間を
救出するエピソードになります。

淫魔領リリム・ユニオン レビュー

淫魔領に先輩を探しに忍び込んだ主人公ローレルが
アイリスの呪いの解き方を模索しながら淫魔領の謎に迫る
冒険探索型のRPG。
前作苗床ダンジョンクロニクルとは異なり、今回はほぼ
1人での探索になる。前作に比べてオーソドックスになり、
王道エロRPG向きの形式になった。
ただし、作中での様々な制約が重くのしかかり、
あまりその恩恵を感じられなかった。

敵にヤられるとエロイベントが流れるのは前作通りだが、
今作では敵を倒しても敵にやられても、主人公の
レベルに相当するランクは上がらない。
そのため、ランクを上げるには様々なクエストをこなす必要が
あり、前半はほとんど御遣いゲーと化す。

また、相棒のアイリスは呪いの治療と称して淫乱なことを
され続け、月日を経るごとに淫乱度が上昇していく。
アイリスの淫乱度が上がりすぎると強制的にゲームオーバー
(一応バッドエンド扱いだが)になり、探索不可能となる。
つまり、主人公の自由行動時間が確保されにくいため、
クエストという名のおつかいを、効率的にやる必要があり、
プレイの幅がかなり狭まっている。

アイリスの治療に関しては「治療猶予」という形で
限定的ながら救済されてはいるが、ヤられて時間を経たり
するとぐんぐん時間がなくなっていくので
精神的にもあまりよくなかったり。他にもクエストの
目的地までの道が塞がれ、解除するのに一定日数が必要など
クエストの中には逼迫したものも存在する。

アイリスの治療期間を排するにはトゥルーエンドルートに
軌道を乗せ、チャプター7に入る必要がある。
ただしチャプター7はラスボス撃破だけであり、
終盤のおまけ的な感は否めない。またトゥルーエンドルートに
入るための条件に、レベル(ランク)が一定数ないと
クリアー不可能な条件が存在する。もちろん、クエストという
お遣いが必要になる。

長々と不満ばかり書いてあるが、もちろん長所が
ないわけはない。対モンスター、対人問わず豊富な
エロモンスターにエロイベント、さらに今回は
1人探索RPGなので、2つ前の画像のようにモンスターに
いいようにされるシーンもある。エロの内容量的には
エロRPGとして、全く問題ないくらいの出来である。
ただ、これらの長所は概ね、前作苗床ダンジョンクロニクルに
入っているものであり、「長所を前作からそのまま引き継ぎ、
システム面の欠点だけ増えました」という感は否めない。
1人探索エロRPGとしても、つい1ヶ月前に出た、
他メーカーさんの同系統作品をやったばかりであるため、
どうしても意識してしまうのである。

個人的には前作の方が面白かった
両方持ってない人がどちらを買えばいいか?等と
聞かれたら前作をおススメしたい個人的には